とある人事の徒然草

東京のとある採用担当のブログ。色んな目線で働くことについて考えます。駅伝、漫画、映画など趣味の話も。

給食が怖かった話

こんにちは。

西尾です。

 

 

一人暮らしをして6年以上。

料理を作れない僕は多くの食事をコンビニで賄っているのですが、

コンビニ飯、良いですよね。

食べるってより、補給って感じがして。

 

 

今ではコンビニ弁当で何とか毎日の飢えを凌いでいるのですが、

一人暮らしするまではコンビニ弁当などほぼ食べたことがありませんでした。

母はもちろん、祖母も家にいたのでコンビニ弁当は

何か邪悪な下物が紛れ込んでいるような存在として扱われており、

なかなか食せるものではありませんでした。

 

 

そんな幼少期を過ごしていた時、

はじめて毎日外のものを食べるようになったことがあります。

そう。

給食です。

 

昨今給食の問題が世間をにぎわせていますが、

僕も味や諸々の理由で給食は苦手でした。

ただ、給食が苦手になるのには決定的な理由があるのです。

 

 

皆さんは、「せいかつ」という科目をご存知でしょうか。

小学校低学年にある理科と社会の基礎が混ざったような科目です。

 

そこで小2の頃の授業で先生が

「食べたものは栄養となってみんなの骨や血になって、からだを作ります」

というようなことを言っていました。

 

 

いやいやいやいやいやいや

 

給食、やばくない???????????

 

みんな同じ人間になるじゃん。

 

 

僕はそれから給食を食べるのが嫌になり、

先生に怒られたときにその旨をお伝えしたところ、

「みんな一緒になるわけないでしょ!!!!!!」

とさらに怒られました。

 

 

なんでだよ!

意味わかんねえよ!

なるだろ!血や肉や骨に!

言ってただろ!

 

 

社会の理不尽さを味わい、

同時に給食に対してどうしても警戒心が解けませんでした。

上級生になって

「理屈はどうあれ同じ人間にはならねーよな。なんとなく」

とは思っていたものの、何か給食に得体のしれない不気味さを感じ、

結局卒業まで苦手なまま。

 

 

皮肉なもので、

「みんなと同じものを食べる」ことを怖がっていた少年は

「全国共通のもの」を6年も食べ続けているわけで、

尚且つ今では人とご飯を食べることが好きになっているのだから

人生は分からない。

 

 

今は怖がっているものでも、

蓋を開けてみたら案外大したことが無かったりするもんだから、

思い込みで、決めつけると良くないってことですね。

。。まぁコンビニ弁当を食べ続けていることが良いとは思わないけど。

 

 

(無理やり繋げると)

職種や業種、向いている向いていないなんていう思い込みも

飛び込んでみたら本当に合っているものは違うかもしれないですよ。

「給食」というシステムが苦手だっただけで、

要素分解された「人と食べる」ということについては好きだったりとか、

そんな感じです。

 

 

 

ところで、そろそろ自動で飯作ってくれる機械は出ないの?

 

 

 

それでは。