とある人事の徒然草

東京のとある採用担当のブログ。色んな目線で働くことについて考えます。駅伝、漫画、映画など趣味の話も。

不良によくからまれてた話

こんにちは。

西尾です。

 

 

訳あって昔の写真を掘り返してました。

 

 

小さいときは多くの子供がそうであるように、

僕もそれなりには可愛いのですが、

 

 

中学高校の頃の写真を見ていると

死ぬほどダサい。

 

 

オールバック気味の前髪に、異常に長い襟足、銀縁の眼鏡、ヒゲ。

 

 

当時は渋いインテリヤクザをイメージして

毎朝鏡を見ながら

 

 

くっそかっこいいwwwしっぶwww激渋ですわwwwwwwwwwぬほww

 

 

と言っていたのだが、普通にダサい。

しかもアニメイトに通うのが大好きなオタクときたもんだ。

 

正直キツイ。生き物としてキツイ。

 

 

しかも、超弱そうな見た目(ほぼドランクドラゴン鈴木)に

そんなカッコをしてもんだから、

もう不良に絡まれる絡まれる。

 

カバンに無造作に入れたイヤホンぐらいの頻度で不良と絡まるわけです。

 

少し見たら「何睨んでるんだよ」と絡まれ

少しも見ないと「テメェこっち見ろよ」と絡まれ

ファミチキを食べてると「財布出せよ」と絡まれる

 

気持ちの上ではクローズなので、

華麗な足技で全員なぎ倒したいのですが、

向こうは大概「いかにも喧嘩慣れしてます」とでも言うような

屈強な方々。

しかし、こっちはガリガリ。

ワンパンで骨折れるが?っと強気の姿勢を貫いて

 

 

 

とにかく逃げる。

 

湘南の町中を逃げる。

 

湘南のヨウキャグループや

 

金持ちそうな婦人を尻目に

 

風のように

 

後ろ髪をなびかせて

 

逃げまくる。

 

 

 

中学二年からたくさんの不良から逃げた結果。

 

 

高校から陸上部になりました。

 

 

そう。

街中のノラ不良から逃げ続けた結果、

とにかく足が速くなったのです。

 

 

 

 

そしてもう一つが「全勝全敗理論(別名・ゼロ勝ゼロ敗理論)」の構築です。

 

 

不良側から見れば、僕は「全敗」です。しかも不戦敗。最弱。

だけど、僕からすれば「全勝」です。逃げ切ってるし。

 

 

これは、人間関係や組織の中でも今でも僕の考え方の礎になっていて、

「あいつこれ出来るのか。じゃあもう負けだわ。違うとこで戦おう」

という土俵の明け渡し。

相手の得意なフィールドで戦えるほど屈強な武器も無いので、

すぐにその切り替えをして生き残り方を変えます。

 

 

結果として、相手も好きなところでパフォーマンスを発揮し、

自分も自分のフィールドを持てるので自由に動けるというわけです。

 

 

目が合ったら即座にバトル!みたいなのはポケモンですら、

逃げるという選択肢を持ったり、

ポケモンを入れ替えて有利に戦闘を進めるのです。

 

自分の人生で謎の縛りプレイをしない方が良いと思います。

もちろん人生が得意なプロ人生プレイヤーの方は全然オッケーですが。

 

 

 

 

はあ。それにしてもキモかったなあ。

 

 

 

 

それでは。

 

ディズニーに行きたい

こんにちは。

西尾です。

 

 

ディズニーランドに行きてえ。

 

 

いや、まじで。

 

 

「行けばいいじゃん」とかいう人いるけど、

 

 

 

 

 

 

 

 

誰と?????????

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォルト・ディズニーが唯一作れなかったもの、それは、世界中に愛される魅力的なキャラクターでも、誰もが笑顔になれる演出でもない。それは、僕らがディズニーに一緒に行く人だ~by西尾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

そういうことです。

 

なんで行きたいかって?

ディズニーに行ける人って選ばれし人なんですよ。

ここで「ん?」って思ったやつはヨウキャなんで、

ここからはインキャの戯言だと思って見てください。

 

中学高校とかだって、グループでディズニー行くのなんて、

どう考えても「上位ランカー」だし(僕は中高男子校だし)

大学生ではややハードルが下がるものの、それでもインキャには縁が無い。

「〇〇組」「〇〇~ず」「〇〇メン」といった、なわばりを持ち、

ディズニーランドでネズミや犬の着ぐるみと写真を撮ってるころ、

インキャは謎の路地や昼間からやってる酒場の写真を撮っています。

 

そうしたランク外の僕たちがあの「夢の国」に行くのは相当ハードルが高く、

それは大阪にある埋め立て地テーマパークも同様である。

 

こうして、「上位ランカー」になれなかった人たちは

皆ディズニーに深い嫉妬と羨望の混ざったドス黒い感情で

ディズニーランドを否定する。そしてディズニーランドに行く人を蔑む。

 

 

不幸の連鎖である。

 

 

こうして、ディズニーに行くことが無いものは、

より一層機会を失い、踏み入れることのない「夢の国」を

親の仇のようにこき下ろし、より惨めな姿へと落ちていく。

 

 

さて、

この話は別にディズニーに限った話ではなく、

他のことにおいても同様なのです。

スポーツ、勉強、学歴、職歴、職種、役職などなど。

大学生が一番嫌いな大学はおそらく東大だし、

野球で一番嫌われてる球団は巨人だ。

 

出来る人においては、当たり前のように(プロセスにある物凄い努力も含めて)

その場にいることが、他の人には死ぬほど難しかったりします。

これを理解できないと、他者の能力を認めることが出来ずに、

いらぬもめ事を生むこととなります。

 

この記事のディズニーの話も

「ディズニーに行ける人が言う」と炎上するが、

「ディズニーに行けない人が言う」と笑えるのだ。

話す人間の視点によって、反感か共感かは変化したりする。

 

英語のできる英語教師の教え方が上からでムカつくことが多いのも同じだ。

 

また、「ディズニーに行けない人間」が

いつまでも妬み、恨んでいたら、非常に醜いだろう。

行ってる人間が「あそこはちょっとね~~」と不満を言っても

「まあよく行ってるしね」

と許されても、行ってないやつが批判すると惨めさしかない。

 

自分の立場が、どの場面で、どの視点で話すかによって、

言葉の入り方は大きく変わってきます。

職場の関係や、面接でのエピソードなど、

この辺りに気を付けてみると行き詰まっていたものが

スムーズになるかもしれません。

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~~~~~~~ディズニー行ってウフフキャハハしてぇ~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは。

情熱大陸だと思ってください

こんにちは。

西尾です。

 

 

最近寒くないですか?

 

いや、急に寒すぎでしょ

 

マジでキツイ。布団から出たくない。

 

 

さて。

本日はコミュ障のための面接対策を書きます。

 

たくさん受けるけど、全部落ちちゃう。。。

 

思ってることが全然伝わらない。。。

 

 

 

 

 

 

 

そりゃ~~~~~そ~~~だろ~~~~~

だってお前コミュ障だからね~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

かく言う西尾もコミュ障です。

話す前に「あ、」って言っちゃうし。

鋭い質問が来ると笑ってごまかそうとします。

 

ですが、新卒での就活でも、転職活動でも、面接はなかなか落ちませんでした。

勿論、経歴も諸々プラスにはなっていますが、

コミュ障最強の就活戦術を使っていたからです。

 

コミュ障で顔も良くなく、第一印象は最悪。

こんなタイプでも世の中でウケる人とはどのような人なのか。

それを徹底的に考えました。

 

最初に参考にしたのがお笑い芸人です。

あばれる君みたいな。

面白いけど採用はしねーなってすぐに辞めました。

次に参考にしたのが大好きなサンドウィッチマンだったのですが

「ちょっと何言ってるかわからない」

とか面接で言ったら、通過率1%ぐらいでしょう(おそらくそれで取る会社は内定までもらえます)

 

お笑い芸人、面接でやったらギャンブルが過ぎますね。

あ、僕が面接するときはネタとか披露してくれて良いですよ。

 

次に考えたのがマジシャンです。

Youtubeとかにもよくある動画を見て色々研究しました。

彼らの話の展開は非常に惹きつけられます。

そして、「え、なんで?どうして?」と食いついてしまいます。

これは面接で使えるぞと狂喜乱舞し

非常に感銘を受けていたところで思い出しました。

 

あ、俺コミュ障じゃんwwww

 

無理です。

面接中に

「こちらに注目してください」

とか

「それでは今から一つ小話を挟みましょう」

とか

確かに面接でそんな尖ったことやりきったら通すけどww

いやそれやってもちゃんと着地させられるくらいのコミュ力モンスターはやってくれww

 

お笑いもダメ、マジシャンもダメと。

 

沈んだ気持ちでテレビをつけていると“アレ”がたまたまやっていました。

 

 

そう

 

 

情熱大陸

 

 

そのときやっていたのはとある料理人さんでした。

 

全然しゃべらねえ。

 

しかも、しゃべってもぼそぼそと一言、二言。

 

これだ。

 

コミュ障が勝つにはこれしかない。

 

ゆっくりと人生を語り(出来るだけなんてことなさそうに)

挫折や成功のエピソードを織り交ぜ、

質問の意図にギリギリ沿うか沿わないかぐらいの意味深なことをそれっぽく言う。

 

はきはきした爽やかな奴には同じ土俵で勝負しても一瞬で負ける。

愛嬌溢れるかわいい子にも勝てない。

 

就職活動という場で、僕よりも強そうなやつは山ほどいるなかで、

僕が出した結論は「彼らと戦うのはやめよう」ということでした。

 

堂々としたコミュ障

堂々としたインキャ

 

あいつらがバーベキューやハロウィンやクリパをしてるとき

悶々と研究室や図書館や暗い部屋の隅にいた僕が勝てる方法

 

 

それが情熱大陸戦法です。

 

 

ちなみに普通のインキャは

「採用ページで拝見した社員さんがみんなキラキラしていて。。正直場違いだなって思ったんですが、逆に、そんな自分だからこそ、ここで他にはない価値を生んだり、貢献が出来るのかなって。こんな自分が言うのもなんですがキラキラした社会人ってカッコよくて、そんな中で働いたら、自分も少しはカッコよい社会人になりながら、さらに、会社にも新しいものを提供できるかと思いまして。」

 

会社を持ち上げつつ、自分の価値をそれとなくアピール。尚且つ決して斜に構えず純粋に良いやつを目指している感じを演出していますが、根っこがインキャなので、入ってから「うちの会社ヨウキャだらけでうぜ~~~~~」ってなるやつです。こういうやつが最初に辞めます。

 

 

 

情熱大陸風だとこうです

「受けた理由。。。そうですね。。(3秒ほど間がある)やっぱり、笑顔がその先にあると思ったからですかね。最近、親戚の子供と会った時、やっぱり幸せってそういうところにあるなって。」

 

意味不明。超意味不明。

だけど、これだとほぼどの業界の志望理由にもなるんです。

さらに「うちの会社である理由は」って聞かれたら、

「そこに、やりたいことがあって。。(2秒の間)笑顔で働いてる自分が見えたんです」

って言ってからすこし微笑んでみましょう。

完全に情熱大陸です。

採用担当の脳内に葉加瀬太郎のヴァイオリンが流れます。

 

おめでとう。内定しました。

 

 

一社も受からないよ~~~って人は是非試してください。

 

 

 

 

 

 

ちなみにうちの会社では、インキャもヨウキャも働きまくりたい人も働きたくない人も、国籍も年齢もバラバラな人がそれぞれのペースで働いているので、興味がある人は是非。

 

 

自己分析の落とし穴について

こんにちは。

西尾です。

 

 

今日は就活生がチョコレートよりも好きな「アレ」の話をします。

 

 

 

「アレ」

 

 

 

そう

 

 

 

自己分析

 

 

世の中には「完全攻略!自己分析!」みたいなものが溢れかえり

これが正しい自己分析だ!と同じことをして

〇〇力とかいう意味不明な概念を振り回し、

就活生同士の熱い鍔迫り合いを繰り広げるのですが、

 

 

それ、東大京早慶の人たちがはじめたやつだよ?

 

 

彼らはアドバンテージがあるので、

その前提のもとに「負けない試合」

をするためにあの攻略本があるのです。

 

 

同じ事したら普通に負けて

「学歴偏重だー」っていう事になるのです。

 

 

いや、だって同じこと言ってたらそりゃもうそこで選ぶしかないじゃん。。。

 

 

しかも

 

 

自己分析、圧倒的に上手く見せたい人間という生き物が

承認欲求という自分の欲求を無視してやるため

「そうである自分」

ではなく

「そうありたい自分」

を作り上げて

失敗するわけです。

 

 

なりたい自分を考えるのも大事

けど

そこと今の自分はまた別物で

今持っている魅力に向き合うことが自己分析です。

 

せっかくなので

僕が自分でやっているやり方(それぞれ色んなやり方あるので持論です)

を紹介すると、

とりあえずまず、自分の苦手なことをたくさん考えてみます。

 

劣等感で死にそうになりますね。

 

次に、その苦手なことって、逆にどこかで生かせないかを考えます。

 

めんどくさがりな人は

めんどくさいから効率良くやれる方法探すので

結果として合理的とか、要領が良いとか。

 

その個性の裏表を理解しておくと、

歪なパフォーマンスにならないので、相手にも親近感や安心感を与えます。

 

尚且つ、最初に自分の欠点から見るので、

勝負できないフィールドを理解して臨むことが出来ます。

 

大体の人は

「なりたい自分像」を作り上げて

面接官も

「それが長所なんだ」って思いこんで

配属考えたりするので、

意味不明なミスマッチが勃発するというわけです。

 

皆さんはなぜジャニーズに入らなかったり、

モデルやアイドルにならなかったんですか?

 

「いや、だって見た目がそこまで」

 

そう。それなのに突然みんな自己分析をすると

 

「あれ?俺ってイケメンなんじゃないのか?」

 

ってなるんです。

 

見た目のように表面的じゃないから気づく人も少ないし。

就活期に「あれ?お前そんな感じのキャラだったっけ?」

っていう人が日本中で爆増するのはそういう理由です。

 

NO MORE ミスマッチ

 

あなただけの武器に気づく

そんな自己分析が流行りますように。

 

 

 

 

それでは。

人材紹介の話をしましょう

こんにちは。

西尾です。

 

 

皆さんは「人材紹介」をご存知でしょうか?

 

 

人材業界と採用回り以外では今も知っている人は少ないですよね。

 

 

 

ちなみに僕は初めて聞いたとき

「人身売買ビジネスか~~~先進国の闇だなぁ~~~」

って思ってました。

 

 

 

 

さて、そもそも何かというと

「人材会社に登録している人を契約している会社に紹介するサービス」

であり、

各企業に合う人を人材会社が見極めて紹介するので、

企業側にはマッチングの精度が高いことと、工数の削減がメリットとされ

求職者にとっても自分で膨大な企業から探さなくても合う会社に行けるのでメリットが高いとされています。

 

 

 

 

 

でも、そんな両社にメリットのあるサービスってことは、

お高いんでしょう???????

 

 

 

 

 

 

高い!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

採用する側からしたらマジで馬鹿みたいに高いです。

これは求職者にもデメリットになることもあります。

 

通常の採用コストの二倍ぐらいが相場なので、

その分求職者に求めるスキルも高くなり、

どうしても行きたい会社がある人は絶対に紹介会社で繋げてもらうのはやめましょう。

ハードルが高くなる上に、一度落ちると一年間は応募出来なくなります。

 

これ、もっとわかりやすく表現しますね。

1000円のステージで出てくるコウメ太夫は笑えても、

2万円のディナーショーで出てくるコウメ太夫は腹立ちません?

どっちが「チッキショー!!!!!!!」だよって話です。

 

 

採用担当としてもいつでもコウメ太夫を採用するというわけではないのです。

 

 

コウメ太夫でピンとこない人は、

コンビニスイーツのマンゴープリンと

有名フレンチのマンゴーパフェの期待値の違いを想像してください。

同じようなレベルだったらフレンチのレビューボロクソに書きません?

 

 

ただ一方で、特に行きたい会社も定まっていない人からしたら、

ある程度任せておけば一括でエントリーしてくれるので、

かなり良いサービスだと言えます。

新卒で就活をしている人は一度話を聞いてもらうだけでも意味はあるでしょう。

面接のときみたいに硬くならず、カッコつけず、正直な気持ちをぶつけても何のマイナスにもならないので、飾らない自分の価値観を見つめるためにも使ってみることはおススメします。

 

 

また、一定のスキルを身に着けていて、どこから評価をもらえるか知りたい人

などにとっても非常に分かりやすい指標となるので、試してみることをお勧めします。

 

尚且つ、紹介で採用された人は、会社からしたら

本当に欲しい人

なので、働く上での自信にもつながるでしょう。

 

 

ただ、採用担当にとってはなかなか苦しい金額で、その分

「この会社の経営状態っていけてる~~~???」みたいなことが気になる人も

紹介をたくさん使っている会社は人材に投資できる資金があるということなので

その指標から企業を見ることも面白いでしょう。

 

 

現在ではリファラル採用(社内紹介採用)、アルムナイ採用(出戻り採用)と

会社関係者で完結させることで、マッチングの精度を上げ、採用コストを下げる動きが流行ってきているため、紹介会社としても工夫のしどころだとは思いますが、

近年では、企業に合わせて求職者側の要望があまり通らない紹介会社もあるので、

紹介会社の価値としては、徹底的に求職者側へのメリットが大きい社会還元性の高いサービスを提供し、

そこに共感してくれる企業とメインでやり取りをするという動きがあれば、支持を集め続けることが出来るでしょう。

 

 

 

 

便利になればなるほど

何が良くて何が良くないかわからなくなります。

メリットデメリットを理解したうえで

様々なツールやサービスを使えば

あなたの就活ライフが快適になります。

 

 

 

会社に入ってから「チッキショー!!!!!!!!!!!!!!!!」

とならないように。

 

 

 

それでは。

採用されやすい人ってどんな人?

こんにちは。

西尾です。

 

 

 

さて、就職活動を控えた若々しい青葉たちも

パワフルに「採用できます!」と営業する人材会社の肉食獣たちも

転職を考える悩める人たちも

みんなが気になるこの話題。

 

 

 

「結局採用される人ってどんな人?」

 

 

はい。

まあ、各会社戦略もビジョンも規模も違うので、一概にこいつ!って人はいませんが、

傾向として強い人というのはいます。

どんな人でしょうか?

 

 

 

「志高く、主体的に事業推進や変革出来る人!」

「忠誠心高く会社への貢献を第一に考えられる人!」

「全国クラスの実力を持つスポーツマン!」

「1回のジャンプ中にキックとパンチを120発以上撃てる人」

 

 

 

そうですね。

そうなんですが、そんなやつゴロゴロいます?

いや、もちろん上あるような人たちは採用されやすいのですが、

これが答えです!って言った場合、

何の価値も無い文章になるので、

違う切り口で書いていきたいと思います。

 

 

結論を先に書きます(ビジネスパーソンと呼ばれる人はこの言葉大好きです)

採用されやすい人とは

ストーリーで自分を語れる人

です。

 

 

ん?

 

 

よくわからない?

 

 

就活塾でも言われるぞ、と。

 

 

まあ最後まで聞いてください。

 

 

実際にさっきあった全国クラスのスポーツマンが面接にきます。

「僕はハンマー投げでインターハイ優勝しました!」

だけだった場合。

採用しますか。と。

 

 

いや、勿論職種にはよりますが、

日常的にハンマー投げるほどのパワーを必要とする会社ってそんな無いと思うんですよ。

 

 

ぶっちゃけそれだけ聞いても

「いやいやうちの会社野戦とか無いんでwww」

ってなるわけですよ。

 

 

大事なのは、その裏に隠された物語です。

 

 

なぜそれをはじめたのか

そこでどんな人や出来事があってなにを思ったのか

どんな影響や変化があり、そこから何をしたのか

結果はどうなって、そこからさらに何を変え、何をしようと思うのか

 

 

その結果が輝かしいものであるか、そうでないかは加点の一つに過ぎず、

挫折も成功も積んで、その一つ一つにその人なりに何を大事にしてきたのか。

 

 

採用する側も人なので、人が欲しいんですよね。

結果としてどうのとか、スキルがどうのとか、あるとは思うんですが、

どこの会社でも入ったときは基本その会社のことは素人なんで、

入ってから一つ一つ積み上げられれば問題無いです。

 

 

なので、

「自分は周りと比べて何もやってきてないし」

というあなたは、

あなただけが出会ってきた家族、友達、先生、その他多くの人。

そんな人たちとの間にあった(ある)

「自分では当たり前だと思ってたエピソード」

こそ何にも代えがたい魅力なのです。

 

 

ちなみに、

「自分は他の人よりも色々なことやってきたぞ!」

という人は

「自分では普通のことをしていた結果こうなったんです」

みたいに話すとより魅力的にうつりますよ。

あなたが他の人よりも出来ることなんて、ESで分かるので、

肩ひじ張らないで話してください。

 

 

 

帰り道、ふと向こうの家からカレーの匂いがしたとき、

僕はその家が幸せな家庭なんだろうなって想像をします。

 

 

 

カレー屋さんから漂ってくる匂いではなく、

住宅街からだからこそ、際立つ幸福感なのです。

 

 

 

だからこそ、採用をしていると、

何もない(と思ってる)人が話す「特別な瞬間(想い)」にぐっときますし、

何かある(と思ってる)人の話す「俗っぽさ(弱さ)」にキラキラした輝きが見えるのです。

 

 

 

それでは。

趣味の話・駅伝シーズンが開幕しましたが、駅伝がなんで好きなのかの話をします

こんにちは。

どうも、西尾です。

 

 

さて、開設して二日連続で

仕事の話をしてしまいましたので

そろそろ趣味の話でもしようかと。

 

 

比較的多趣味を自称しているのですが、

その中でも特に好きなのが

 

 

 

駅伝

 

 

 

そう。順番に走るアレです。

 

よくみんなから

「何が面白いのか分からない」

と言われることで有名な、アレ。

 

そうなんですよね。

ランニングブームなど言われていても、

楽しいのは走ることであって見ることではない。

お正月とかも、OBOGが出身校に順位がついているのを見て

楽しんでいるのであって、走っている人に注目している人はまだまだ少ない。

 

「ただ走ってるだけ」だし

 

そう。

ただ走っているだけなんです。

 

そうなんだけど、

サッカーだって

「ただ球蹴っ飛ばしてるだけ」だし

フィギュアスケートだって

「ただ滑って回ってるだけ」だし

大食い競技なんて

「ただ食ってるだけ」

なんですよ。

スポーツはどれも雑に表現するとほとんど

「ただ〇〇してるだけ」

に収まります。

 

 

少々熱くなりました。

 

 

そんなただ走る駅伝のどこか良いのか。

 

 

一言でいうのは難しいのですが、あえて言うなら

「人生に背負っているもの全てを走るということに集約させている」

からです。

 

その中でも駅伝が面白いのは

・各区間一人で走りながらも争うのはチームでということ

・各区間に特性があって戦略が豊富なこと

・戦略、調整などはかなり細かいのに対して、最後は「気力」というところ

他にも挙げればキリがないですが、

特に区間配置は駅伝の醍醐味ですね。

区間配置の時点で勝負の7割は終わっているといっても過言ではありません。

 

各チーム様々な戦略を持って配置し、

同時にその選手が最高潮の状態でスタートラインに立てる状態に仕上げる。

 

監督の仕事は大変ですね。

 

 

少し話は変わりますが。

 

 

僕は色んな団体、会社などでも、

そこにいるメンバーを駅伝の区間配置にに当てはめて組織を考えます。

 

 

 

10人以上いれば基本は箱根駅伝なのですが、

人数は状況、プロジェクトによってはその他の駅伝で考えることも。

 

それぞれの特性、状態。

 

色々なものが見えてきます。

 

 

 

この話だけでも記事が書けそうなのでまた後日詳しく書きます。

 

 

さて、話を戻すと。

 

 

駅伝って夢があるんですよね。

他の陸上競技よりもレギュラーの人数が多く、チャンスがあること。

特性によってはトラックでは活躍できなくても、駅伝には特殊区間というものがあり、

多くの人にスポットライトがあたります。

 

 

青春時代の色々なものを犠牲にして

ただ走るって

なんかもうそれだけで涙が出てきませんか?

 

 

駅伝全て好きですが、

やはり大学駅伝。

とりわけ箱根駅伝は別格ですね。

 

 

襷渡しの瞬間の全てを託す感じ

「4年間ずっと一緒にやってきた同期」

「一番気の合う先輩後輩」

「エースから次世代のエースへ」

と襷をつなぐ関係は様々ですが、

あの襷を渡す数秒に

その全てが込められていると思うと。。。

 

自分の大学生活や

色んなものをあの瞬間に投影出来るから

泣けるんですかね。

 

そんなわけで、

今後も定期的に駅伝についても発信していくので。

たまに覗いてみてください。

 

それでは。